10．いじめの方程式

10．いじめの方程式　

やさしくなれることはとても難しいもの
なぜだかいつもばかにされやすいものだから
誰かをせめることはとても簡単なもの
その間は誰にも責められずにすむから
一人きりでいることはとても心細いもの
傷ついていたとしても誰も気づかないなら
誰かと同じことはとても安心なこと
その間は誰にも笑われずにすむから
僕らはいつの間にか　信じあうことを忘れ
自分を守ることで　せいいっぱい
僕らはいつの間にか　許しあうことを忘れ
いつも何かにおびえてる
人が人を評価する世の中で　
僕らは認め合うことを
どこへなくしたのだろう
心を開くことはとても恥ずかしいもの
強がり続けてなくちゃ弱虫と呼ばれるから
心を閉じることはとても淋しいけど
その間は誰にもだまされずにすむから
僕らはいつの間にか　　まちがうことを恐れ
ささいなゆるぎさえも　見逃さない
僕らはいつの間にか　　本当の自分見失い
いつも何かに　　怯えてる　　　　　　　　　　
サビ繰り返し